MazeNo.7

 しげおかくんの声が好き、というバイアスのもと、ジャニーズWESTさんで競技ディベートをしたら!などという、楽しいのは絶対にわたしだけ(稀有なジャニオタディベーターにワンチャン出会えるかも?という淡い期待はほんのちょっとだけあります)、という考察をしたい気分です。
 これはMazeNo.7なので、「もしも」に夢を見ちゃってんだな、ぐらいの気持ちで読んでください。
 
競技ディベートとは?
 わたしの青春、とかいうとすごく気持ち悪いですが、実際そうで、大好きなものです。一年間一つの論題を扱う甲子園ディベーターを想定しているので、中高生のするアカデミックディベートの説明をします。『甲子園』と言ったら、大抵の人が野球を想像すると思いますが、今からするのはディベートの全国大会、通称『ディベ甲』の話です。まず、ディベートと言ったら口喧嘩、論破、みたいなイメージがあるんだろうな、と思ったりしますが、どうですか?わたしは初め、「つまんなそ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!ダル!!!!!!!」と思いました。大抵がそうじゃないですかね?知りませんが…… まあ、ある論題について、肯定側と否定側にわかれて、第三者であるジャッジを説得した方が勝ち、という競技です。また、役割も一人ずつ違って(おいおい説明します)、そこの分担をしたい、というのが今回の主旨です。
 わたしは中3のとき、平たく言うと「市長とか県知事とか、連続でやり続けるのってどうなん?」という論題をやっていて、当時選挙について調べていたのですが、最近なにしてる?と聞かれて、「最近はelectionについて調べてるよ〜」と言ったらオーストラリアンに「boring」と言われた経験があるので、ジャニーズWESTさんの中にも、勿論オタク側にもboring派が居ることは確信した上で、気づかないフリをしていこうと思います。(知らなくていいコトってありますもんね)
 
 論題を肯定する役割である肯定側のパートは、立論・質疑・第1反駁・第2反駁の四つです。言うたらこれ、否定側も同じですが、若干やることが違ったりします。試合進行の流れについて説明します。全国教室ディベート連盟より引用(横着)しましたが、これが一番伝わりやすいかと思います。中学生よりかは高校生の方がリアリティがあるかな?(ないよ)と思い、今回は高校生のジャニーズWESTということで進めていきます。

 

(別表2) 高校生試合フォーマット
肯定側立論 6分    
    否定側準備時間 1分
    否定側質疑 3分
    否定側準備時間 1分
    否定側立論 6分
肯定側準備時間 1分    
肯定側質疑 3分    
    否定側準備時間 1分
    否定側第1反駁 4分
肯定側準備時間 2分    
肯定側第1反駁 4分    
    否定側準備時間 2分
    否定側第2反駁 4分
肯定側準備時間 2分    
肯定側第2反駁 4分    
 
 
 先ほど、肯定側と否定側で、若干やることが違う、と言いましたが、これは主に第1反駁についてです。否定側は、肯定側立論に対してのみ反駁(アタック)をしますが、肯定側第1立論は、同様のアタックと、否定側からされた反駁に対する再反駁(ブロック)をします。第2反駁はサマリーなので、試合を通して自分たちの議論はどうなっているのかということを言葉にし、相手側の議論と比較をし、どのような理由で自分たちが投票されうるのか、勝ち筋を示します。わたしは主に第2反駁(以下、2反)をやっていた人間なので、どうしても肩入れしてしまいますが、2反をやれる人、ジャニーズWESTの中だと誰?問題が浮上してくるんですね。別にやろうと思えば誰でもできるのですが、やはり向き不向きはあると思っているし、お気づきかと思いますが、これ、肯定否定、合わせて8人。ジャニーズWESTは7人。そう、ひとり足りないんですね。新手の乙女ゲームかの如く、勿論自分が入る(はい?)んですが、ここで2反をやってしまってはあまり面白くもないのでは?と思う気持ちと、ディベートって、第2反駁の為に立論があり、質疑があり、第1反駁があるゲーム(個人の解釈です)で、One for all, all for One.な訳なので、やはり乙女ゲームの主人公であるなら、それっぽい立ち位置でもいいのでは?と思う気持ちとがあります。早乙女学園に通うはばたき市在住10年目になるわたし的には、「2反でよくない?」という感じですが、星月学園卒聖帝学園で教師をするわたしは「質疑でもよくない?」と思うわけです。吉祥寺にも住んでないし13人も兄弟は居ませんが、これは乙女ゲームではないので、独断と偏見と希望で、2反にしちゃいたいと思います。否定側第2反駁はあなた!(詐欺?)
 
 さて、本題に入ります。
 
 どうでもいいですが、わたしの学校は部員数が少なくてひとり1パート、肯否両方を担当していました。なんなら2人で大会にでていたこともありました。因みに、大会の登録選手は4〜6人。この時点で企画破綻ではありますが、大丈夫です。虚妄なので。
 
 肯定側立論。ここから試合が始まるので、実際ちょっと緊張します。わたしは2反よりも立論の方が『緊張』するタイプです。(知らんがな)今は滑舌とか、スピーチ力はみんな一定だと思って考えているので、立論は藤井くんか小瀧くんがいいです。因みに、質疑があったと思いますが、質疑され、応答するのも立論の役割です。多分、肯定側は小瀧くんです。ここからめちゃくちゃ偏見(以前も偏見です)ですが、小瀧くんはスピーチがはじまって、ひと呼吸しそう。分かる方居ますか?!「はじめてください」スッ という感じ。ちょっと何言ってるか分からないですね。
 と、なると、否定側立論は藤井くんです。藤井くんのマテ(マテリアルの略で、スピーチ内容が書いてある紙だと思えば大丈夫です)は、カラフルで、たくさん書き込みされてそうです。強調するところだとか、ゆっくり読むところ、数字とか。なんか、イメージなので何言ってんだ?と思ってもらえればいいんですけど、小瀧くんはあんまり書き込んだりはしないで、読んで感覚を掴んでそう(覚えてそう)で、藤井くんはバンバン視覚的に区別させて読み練して、口に馴染ませてそうな感じするんですよね。はい。
 
 次は質疑です。ここ、大声で主張したいんですが、肯定側質疑は絶対、中間くんです。譲れないポイント①です。何故か?それは、質疑にブレインが居ると鬼強いからです。(個人の意見です)
 立論は読むだけ、質疑は聞いて訊くだけ、じゃないんですよね。ディベートって、前述した通り、第三者を説得させるゲームなので、スピーチを聞くジャッジの表情や頷き具合、フロー(試合の流れを追うメモ)を取る様子などをしっかり把握していないといけないんですね。勿論、壇上のスピーカーも注意して、ジャッジを見て話しますが、相手の議論を自分がフローを取っているとき、どうしてもジャッジを見づらい時があるので、そういうサポートをしてくれます。(してくれるんだ)ジャッジの反応を見て、この話伸ばした方がいい、ここ頷いてた、ここは首を捻っていたからもっと説明したほうがいい、とアドバイスをくれる最年長。心強いことこの上ないと思います!!!(大声) 
 否定側は濵田くん。濵田くんって、メンバーの中でひとりだけ違う意見な時がある、みたいな、違う視点で物事を見られそうな感じ、あるじゃないですか?わたしはありそうだなって思います。はい。あとは落ち着きですかね〜〜〜〜〜。わたしが割と焦るタイプの人間だったので、一回落ちつこ、と言ってくれそうな濵田くんは質疑です。あと、質疑中の二人称はふたりとも「あなた方」です。これはマジな偏見です。
 
 肯定側第1反駁ですが、ここもまた譲れないポイント②です。重岡大毅くん!(大声)これは自担贔屓かと言われたらそうなのかも知れないんですが、試合中、重岡くんに「これ何秒で読めるんだっけ?」と聞きたくないですか?準備中の重岡くんはきっとノールックで「42」とか言うんですけど、そんな話はどうでもよくて、重岡くんのスピーチって、絶対に、圧倒的努力量に裏打ちされてるスピーチだと思うんですよ。ディベートって、準備が9割だって言われていて、ビビるくらいの準備が必要なんですよね。論題を理解するところから、一体どのような議論を構築していくかのブレスト、文献や論文、インターネットニュースなど、リサーチをして文字を読んで、原稿を作ったら読む練習をして、こういう話をされたらこれを打とう、というプレパもして。重岡くん、めちゃくちゃ頑張りそうじゃないですか?他のメンバーも(そういう世界線なので)頑張るとは思うんですけど、部活中だけじゃなくて登下校の電車や、授業中(これは呼び出しくらいます。経験談です)、お風呂のときもずーーーーーっとどんな言葉なら、より分かりやすく伝わるか?と考えてくれそうだし、だからこそ頼れるパートナーで、スピーチ前には「大丈夫や、頑張れ」と小さい声で言ってくれるので、これはもう自担贔屓ですが、重岡くんは1反が似合う男だと思います。2反でもいいです。ていうか立論でも、質疑でも構わないしなんかこれ文字打ってたらどこにも似合っちゃう気がしてきました。
 否定側は桐山くんです。正直、1反2反で中間くんとくっつけよう(言い方)と思っていたのですが、気付いたらこうでした。桐山くんのスピーチ、すっごい分かりやすいと思うんですよ。普段の話し方もあると思うんですけど、イメージ的に、重岡くんが100の努力で辿り着ける聞き取りやすさに、桐山くんは30くらいの努力で辿り着ける感じ。勿論努力はしているけど、上手い努力というか、そういうイメージがありますね。器用そうな方を肯定側にしない理由は、重岡くんに肯定1反をやってほしい、という一存ですが、実際問題多分逆です。実際なんてないんですけどね。はい。スピーチ中の三人称は、重岡くんは「相手側さん」、桐山くんは「彼ら」です。桐山くんは相手が女の子であろうと女子校であろうと、彼らって言いそうです。知らんけど。
 
 最後!否定側第2反駁!神山くんです。また努力の人が居るんですが、神山くんのスピーチ、アタックもブロックも綺麗に纏めてそうだし、わたしの好きなスピーチの仕方があって、それは、肯定側(相手側)の議論まとめ→否定側(自分たち)の議論まとめ→比較 なんですが、この通りにスピーチしてくれそうです。相手のメリットと自分らのデメリット(否定側である必要性はないので逆でもいいです)の比較、めちゃくちゃ上手そう。言葉選びというか、そういうの。神山くんもたくさんプレパしてる人なので、時間きっかりにスピーチが終わりそうだし、その場その場の試合ごとに適切な時間配分ができそう。部室ではジャックナイフ時代を彷彿とさせる、たまにイラついてピリピリしてる姿が見られるとか、そういうこともあるらしいです。知りませんけど。あと、試合内容にもよりますが、否定2反が取りこぼし無く議論を片付けたら、肯定2反が何言っても無駄な時ってあるんですよ。神山くんにはそういうスピーチをしてほしいです。肯否を選んだ強い理由はないので、もし神山くんが肯定側の時は、『俺のターン!!!』バリの神山王国を築いて頂きたいです。なんでかっていうと、肯定側第2反駁というのは、試合の一番最後のパートなんですね。即ち、もうこの後に喋ることができる人って居ないということなんですよ。だから、試合の決着をつける、最後に議論を調理するのは肯定2反であって、それを神山くんが担当したとき、王国が築かれるよな〜という淡い期待(何が淡い?)ですね。他にも、肯定2反をやるなら中間くんかな、とか思ったりします。淳太くんぽいよね。知りませんけど……
 
 デビュー6周年の記念日に、何をやっているんだろう?という気持ちにはなりますが、これがわたしの思う『ジャニーズWESTが競技ディベートをやったら!』です。もし、万が一、今後、ドラマや映画で彼らがディベーターの役をやるかもしれない、というガチの淡い期待を抱いて文章を閉じたいと思います。また来年、同じ様なことを考えたら、ポジションが変わってるかもしれないな?とも思います。ここだけの話、わたしが一番一緒にディベートをやりたいジャニーズは、福本大晴くんだし、他に挙げるとすると、那須くんと浮所くんです。学校柄、とか言っちゃうと本末転倒な気もしますが、これは多分みなさん"""理解(わか)"""ると思います。
 
 現実ともソーシャルディスタンスを守ってるのかな?みたいな浮ついたお話でしたが、許されたいです。もしジャニーズWESTさんで""'競技"""ディベートをすることがあれば(なさそ〜!!!)、こういうポジショニングをわたしは望んでいます、というぐらいの気持ちです。前パパジャニか何かで照史くんが「ディベートしよか?」的なことを言った時、めちゃくちゃ反応しちゃいましたが、わたしの思う(アカデミック)ディベートと、また違うだろうということは容易にわかるので、しゃ〜なしです。
にぎにぎWASH!